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思い出の父1・・・トイレ [思い出]

タイトルを思い出の父としたが現在も存在していますので[わーい(嬉しい顔)]

昔、昔
父と一緒に妹が入学する予定の学校を見学しに行った時のこと。

電車の中で急にお腹が痛くトイレに行きたいと言い出した子供のような父。

「次の駅まで我慢」・・・私

「快速だから次まで待てない」・・・父

「はぁ?」・・・私

「お尻を圧迫したら耐えられるから座りたい」・・・父

ぎこちない動きの父を誘導し座れる車両を探す。
割と空いていたのですぐに空席を発見!

「耐えられそう」・・・父

しばらくして

「もう無理」・・・父

「もう押さえつけられない」・・・父

「もう駅付くから」・・・私

。。。駅到着
父、頑張ってトイレに向かう。
トイレに入ってすぐ父出てくる。

「紙がない。お金!」・・・父

50円も出せないぐらい焦ってる父。
お金を渡し、またトイレに行く父。
長いこと出てこない。
遅い。

確か20分ぐらい出てこなかったと思う。
やっと出てきた父。
何か笑顔の中に笑いを感じる。

「どうしたの?間に合った?」・・・私

「間に合った」・・・父

「なら、何笑ってるの?」・・・私

「紙が違った」・・・父

「?足りなかったの?」

ちなみに今はほとんどトイレは紙が設置されているが昔は駅のトイレには紙がないので事前に用意する必要がある。
大体がトイレの入り口の前に自販機がある。

「紙じゃなくて女の人のだった」・・・父

父は焦りすぎて女性用の自販機で購入したのだ。
昔はよく男女ともに同じ場所に自販機が設置されていた。

「それでどうしたの?拭けたの??」

「どうやって使うか考えたけど、拭かないと出れないから着けてきた」・・・父

「えっ!着けてるの!?」・・・私

「そう。しかし、吸い取りすごいな!」・・・父

二人して爆笑[グッド(上向き矢印)]

しかもまた電車に乗って本来の目的の学校に行った。
これは家に帰った後しばらく家族の笑いの種になったのを今でも鮮明に覚えてる。

しばらく父に会っていないが元気だろうか?
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